前歯のブリッジ治療のご紹介

本日は、前歯のブリッジ治療のご紹介です。

前歯のブリッジは、土台の歯とダミーの歯(抜歯した部分を補うポンティックと呼ばれる部分です)で自然な歯茎のラインを作るのがとても難しい治療です。

ブリッジ装着後のお口の様子。どれがダミーの歯か分かりますか?
下の歯との形や色のバランスもとてもよく、ますますどれがダミーの歯か分かりません


抜歯した部分の骨は少なくなりやすく、それに伴って歯茎もガクンと下がってしまうことも多くあります。
ブリッジ治療を受けたら、ダミーの歯だけものすごく長くなったとか、ダミーの歯と歯茎の間に明らかな隙間がある‥‥などはよく聞くお悩みです。

今回は、抜歯の時に骨を減らさないための治療を行い、その後も仮歯を少しずつ調整して歯茎の形を整え、ダミーの歯もまるでそこから生えているような自然で美しいラインを作ることができました。

では、既に骨が減って歯茎が下がってしまったら自然なブリッジにすることはできないのでしょうか?
いえいえ、一度減ってしまった骨も作ることができます。そして、下がってしまった歯茎もご自身の歯茎を目立たない場所から採取して移植することができます。

ブリッジの歯茎ラインが気になる、前歯のブリッジが審美的に気に入っていないという方は、一度ご相談くださいね。

治療前のお口の様子
治療前のお口の様子(全体)
土台の歯と抜歯した部分の歯茎(仮歯を使って形を整えています)